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自転車の歴史

自転車の歴史はドライジーネから始まるのが現在では広く信じられていますが、他にも伝説があります。

自転車の歴史の中での3 大伝説?の1つが1965年に発見された「マドリッド遺稿」と呼ばれるレオナルド・ダ・ビンチの手稿の裏側に書かれた自転車のスケッチです。

チエンを使って後輪を駆動する自転車のスケッチが本物であれば自転車の歴史が500年前から始まることになるでしょう。

結果的に、後の調査でこのスケッチは1860年代に書かれた落書きと結論づけられました。これはイタリア版自転車誕生説とでも言えそうです。

2つ目の伝説はフランス版自転車誕生説です。フランスのシブラック伯爵が18世紀の末に発明したとされる「セレリフェール」がそれです。

設計図もスケッチも、もちろん現物もありませんからこれはまさしく伝説と言わざるを得ません。しかしハンドルがなく方向転換の出来ない二輪車としてのイメージが残り、各地に「セレリフェール」の複製品?の展示があります。

3 つ目の伝説は、イギリス版自転車誕生説です。
1839年にスコットランドのカークパトリック・マクミランがペダルのついた自転車を発明したとされています。 この説では、それ以前のドライジーネはペダルがないので、自転車としては認めないという考え方なのです。

のちに前輪の大きなオーディナリーからセイフティー時代に自転車生産大国だったイギリス人は自分たちが発明したと言いたいために生まれた伝説でしょう。

現在その実物が残っておらず、後に多く作られたレプリカによって知られています。

自転車の祖先に当たる乗り物、またその着想についてはこれまでもさまざまな説が浮上しては否定されてきました。

現在ではドライジーネ (Draisine) が、実際に製作されたことが確認できる自転車の祖先とされています。 これは、1817年にドイツのカール・フォン・ドライスによって発明された木製の乗り物で、前輪の向きを変えることができるハンドルと、前後同じ直径の二つの車輪を備えています。 クランクやペダル、チェーンといった駆動装置は持たず、足で直接地面を蹴って走るものでした。 このため確かに二輪自転車の原型ではありますが、自転車そのものの始祖とは言い切れません。

1861年にフランスでミショー型が発売されました。

これは現在の小児用の三輪車と同じようにペダルを前輪に直接取り付けたものであったようです。 ピエール・ミショーがオリビエ兄弟より出資を受けて製造販売を始めたもので、これは初めて工業製品として量産された自転車でもあります。